ヨークシャテリアを外で飼うのはNG！その3つの理由を紹介

なんらかの事情があって、室内で犬を飼うことができず、外で犬を飼いたいという方もいると思います。

犬種によっては外飼いが適しているという場合もありますが、ヨークシャテリアの場合は、外飼いはやめたほうがいいといわれています。今回はヨークシャテリアの外飼いがNGな理由を紹介していきます。

ヨークシャテリアは外で飼うのはNG

ヨークシャテリアは小型犬で室内で飼う方がほとんどですが、何か事情があって外でないと飼えないという場合もあると思います。

ヨークシャテリアを外で飼えないかと考える人もいるかもしれませんが、ヨークシャテリアを外で飼うのはやめたほうがいいです。ヨークシャテリアはもともと室内で飼うことを想定されていますので、外飼いには向いていません。

それでは、なぜ、ヨークシャテリアが外飼いNGなのでしょうか。

・性格的に外飼いに向いていない

ヨークシャテリアは人間のそばにいたい甘えん坊な性格で寂しがりな性格をしています。そのため、外で1匹で過ごさせるのはストレスになってしまいます。

ほかの犬種の場合は1匹でも大丈夫という場合もありますが、ヨークシャテリアの場合には性格的に人間の近くにいて、甘えたがりなので、外飼いには向いていません。

音や光など刺激が多いと無駄吠えしてしまう可能性などもありますし、過度なストレスがかかってしまいます。室内であっても雷の音でビビったり、救急車の音で吠えたりしますし、外で飼えばそういう過度なストレスを受けることになります。

・寒さ、暑さに弱い

ヨークシャテリアはシングルコートといわれる年間をとおして毛が変わらない犬種となっています。そのため、暑さや寒さに対して弱く、室内で適温で過ごす必要があります。

現在の日本の夏は熱帯地方並みの暑さになる地域が多いですし、そういった過酷な状況にヨークシャテリアは適していません。人間でも今の日本の夏の暑さは厳しいものですが、犬の場合はさらに暑さに敏感となっていますので、人間以上に非常に苦しいものになってしまいます。

熱中症のリスクも高まりますし、そうした厳しい環境でヨークシャテリアを飼うことはNGだといえます。

・病気、事故のリスクがある
ヨークシャテリアは臆病な犬で音にも敏感です。様々な音がある外はストレスですし、そのストレスが原因で病気になってしまう可能性があります。

また、頻繁に様子を観察することができないので、体調の変化を見逃して子編む可能性もありますし、病気のリスクも高まってしまいます。

ほかにも雷の音など突発的な音でびっくりして脱走してしまうということも考えられます。あとは、ヨークシャテリアの毛は皮脂が多く、ダニや汚れなどが絡まってしまい体臭が強くなったり、皮膚病になってしまう可能性も考えられます。

病気になればそれだけ治療費もかかりますし、経済的な負担も大きくなります。ストレスによる問題行動などが起きてしまう可能性もありますし、外で飼うことは現実的には難しいと思われます。

芸人の友近さんは昔、ヨークシャテリアを外で飼っていたそうです。犬は外で飼うものだという考えていたそうで、あまり考えずに外で飼っていたそうです。

いまはでヨークシャテリアを外で飼うという方はほとんどいないと思います。ネット上の意見を見てもヨークシャテリアを外で飼うなんてありえないという意見が多数ですし、外で飼うことによって起きるトラブルもたくさんあると思いますので、外で飼わないのが一番ですね。

ヨークシャテリアを飼いたいけど室内では飼えないという事情がある場合には、ヨークシャテリアは諦めてほかの犬種にしたほうがいいですね。

性格的に外飼いが向かないし、暑さ、寒さに弱く、ストレスが大きくなり、病気のリスクが高まるということで、ワンちゃんにとっては過酷でかわいそうな状況になってしまうので、やめたほうがいいといえます。

犬を室内で飼えないというかたは、外で飼うことが向いている犬種はたくさんありますので、そういった外飼いに適した犬種を選ぶようにしましょう。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございます。